今、まさにPS5の購入を検討している方!
「通常版」と「デジタル・エディション」のどっちが良いか悩んでいませんか?
高い買い物ですし、後から後悔したくないので結構悩みますよね
今回はそんなお悩みを抱える方に、「通常版」と「デジタル・エディション」の違いを徹底解説し、その上でどちらがおすすめかを解説していきます。
PS5を買いたいけど、どっちを買ったらよいか決められないという場合は、この記事を参考にしてください!
- PS5のデジタル・エディションと通常版の違いは何?
- それぞれどんな人に向いているの?
- ぶっちゃけ、どっちがおすすめ?
PS5通常版とデジタルエディションの違い
まずはPS5の「通常版」と「デジタル・エディション」の違いを確認していきます。
機能・スペック面からどのような違いがあるのかを見ていきましょう。
スペック比較
まずはそれぞれのスペックを比較していきましょう。
通常版 | デジタル・エディション | |
---|---|---|
CPU | x86-64-AMD Ryzen “Zen 2” 8コア16スレッド 周波数:最大3.5GHzまで可変 | x86-64-AMD Ryzen “Zen 2” 8コア16スレッド 周波数:最大3.5GHzまで可変 |
GPU | AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine レイトレーシング アクセラレーション 周波数:最大 2.23GHzまで可変(10.3 TFLOPS) | AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine レイトレーシング アクセラレーション 周波数:最大 2.23GHzまで可変(10.3 TFLOPS) |
メモリ | GDDR6 16GB | GDDR6 16GB |
ストレージ | 1TB SSD | 1TB SSD |
光学ドライブ | Ultra HD Blu-Rayドライブ | なし |
入出力(前面) | ・USB Type-C(SuperSpeed USB 10Gbps) ・USB Type-C(Hi-Speed USB) | ・USB Type-C(SuperSpeed USB 10Gbps) ・USB Type-C(Hi-Speed USB) |
最大映像出力 | 4K/120Hz・8K/60Hz(HDMI 2.1) | 4K/120Hz・8K/60Hz(HDMI 2.1) |
本体サイズ | 幅358×高さ96×奥行216(mm) | 幅358×高さ80×奥行216(mm) |
重量 | 約3.2kg | 約2.6kg |
最大消費電力 | 350W | 340W |
PS4との互換性 | あり | あり |
定価 | 79,980円(税込) | 72,980円(税込) |
このように確認していきますと、大きな差としては光学ドライブ搭載の有無、そして価格であると確認できます。
ほかにも本体サイズや重量に若干差がありますが、これらは誤差の範囲でしょう。
今回比較しているスペックは、現在流通している23年11月発売のモデルを前提とした内容となっており、それまでの旧型のPS5の内容ではありませんのでご注意ください。
光学ドライブ搭載の有無
「通常版」と「デジタル・エディション」の最大の違いは、光学ドライブが搭載されているかどうかです。
つまり、ディスクが読み込めるかどうかということです。
ディスクが読み込めることで何ができるのかについては後の項で詳しく解説していきますが、まずはそういった大きな違いがあるということを紹介しておきます。
ちなみに、このPS5に搭載されている「Ultra HD Blu-Rayドライブ」について簡単に解説します。
『Ultra HD Blu-Ray』
Blu-ray Discの後継となる光ディスクで、「UHD BD」と略される。4K映像の記録が可能で、従来のブルーレイディスクよりもさらに美しい映像が楽しめる新たな規格。
PS5発売時には、一部の詳しい人からは次世代規格の『Ultra HD Blu-Ray』が搭載されてこの価格は安すぎる!と話題になったこともありましたね。
ですので、PS5にとってはこの光学ドライブを搭載していることは一つの「売り」といえるでしょう。
そういえば昔、PS2がDVD-ROMドライブを搭載して発売したことで、世の中にDVDが普及しましたね
それまではDVDプレイヤーが高額で、TSUTAYAのようなレンタル店でもまだビデオテープの貸し出しが主流でしたが、PS2発売とともに一般家庭でのDVDがどんどん普及していきましたね。
その結果、完全にビデオテープからDVDに置き換わりました。
PS5も同様に、単なるゲーム機を超えて新たな時代・文化を創り出すという、ソニーらしさが満載の機器だと感じます。
価格
「通常版」と「デジタル・エディション」において、光学ドライブの有無以外でもう一つ大きな違いは、価格です。
「通常版」は79,980円(税込)、「デジタル・エディション」は72,980円(税込)ですので、7千円の差があります。
この差を大きいと感じるか小さいと感じるかは人それぞれですが、多くの人は無視できる差ではないと思います。
ですので、この後に説明する“本当の違い”を参考にしていただき、後悔がないようにしっかりと比較した上で決めてください。
スペックだけでなく、実際に使う上で何がどのように異なるのか、という点が非常に重要になります。
通常版でしかできないこと
では次に、PS5を実際に使う上でどのような違いがあるのか、“本当の違い”に迫っていきましょう。
なお、ここでは「通常版」でしかできないことを紹介していきます。
つまり、ここで挙げられたことは「デジタル・エディション」ではできないということです。
それを踏まえて参考にしていただければと思います。
パッケージ版が遊べる
まず、当たり前といえば当たり前ですが、パッケージ版(ディスク版)のゲームを遊ぶことができます。
これは光学ドライブが搭載されている「通常版」の特権であり、「デジタル・エディション」ではできないことです。
ですので、絶対にゲームはパッケージ版!と思っている人は「通常版」の一択になります。
中古ソフトが遊べる
パッケージ版が遊べるということは、中古のゲームを遊ぶことができます。
例えば、ゲオやTSUTAYA等の中古ショップやネットショップで売っているような中古のゲームを安く購入し、プレイすることができます。
確かにダウンロード版はセール等で安くなることもありますが、中古の方が基本的に安い傾向があります。
中古市場では1,000円未満で名作が買えたりもするので、お得にプレイができちゃいますね
これらのことから、安くたくさんゲームを楽しみたい!という方には大きなメリットになります。
遊び終わったソフトを売却できる
遊び終わったゲームソフトを売却できるのも、パッケージ版の特典です。
ダウンロード版では当然できません。
新発売のゲームを遊び終わったらすぐに売却して、可能な限り安い金額でプレイする
そんなことも「通常版」であれば可能です。
逆に、ダウンロード版のゲームしかプレイできない「デジタル・エディション」ではできないことなので、大きな違いといえるでしょう。
ゲームの貸し借りができる
パッケージ版が遊べるということは、中古のゲームを遊べるだけでなく、ゲームの貸し借りができます。
大人の方はあまりないかもしれませんが、親戚や友人等にゲームの貸し借りをすることで、購入することなくゲームをプレイできます。
私の職場にもゲーム好きな方がいて、ゲームの貸し借りをしたことがあります。
子供の頃を思い出して、ちょっとした絆を感じられて嬉しかったですね
あまりない展開かもしれませんが、社会人として働く中でもこのような機会があるかもしれませんね。
ブルーレイ・DVDを再生できる
PS5の「通常版」では、ブルーレイディスク、DVDの再生が可能です。
先の説明の通り、「通常版」には「Ultra HD Blu-Rayドライブ」を搭載していますので、4K映像も再生することが可能です。
もし、自宅にこれらを再生するプレイヤーがない場合は大きなメリットになります。
PS5の1台で済みますので、費用も置き場所も節約できて良いですね。
ちなみに、Ultra HD Blu-Rayを再生できるプレイヤーを別に購入しようとすると、2万円〜10万円超かかります。
それを考えると、7千円の差でこの機能が得られることはかなりお得だと思います。
PS4のディスクが遊べる
「通常版」ではPS4のディスクをそのまま遊ぶことができます。
PS4と互換性があるということはPS5の大きなメリットでもありますので、自宅にPS4のゲームソフトがある方はこの機能を使わない手はありません。
また、今あまりPS4のゲームを持っていない人でも、PS4のゲームソフトの数は膨大かつ中古市場で安価で流通しているため、かなり価値があります。
PS5の本体でPS4のソフトをプレイする場合、若干ではありますがロード時間が短くなったり、映像が綺麗になるといったメリットもあります。
これらのことから、PS4のゲームを多く楽しみたい方は「通常版」という選択になるでしょう。
それぞれどんな人におすすめ?
ここまで「通常版」と「デジタル・エディション」の違いについて解説してきました。
ここからは、それぞれがどんな人におすすめかを解説していきたいと思います。
通常版がおすすめの人
「通常版」がおすすめの人は下記に当てはまる人です。
- ゲームはパッケージ派の人
- パッケージ版は絶対プレイしないと断言できない人
- ゲームを中古で購入する人
- 遊び終わったゲームを売却したい人
- 自宅にブルーレイ・DVDプレイヤーがない人
- コスパが良い方を購入したい人
- PS4のゲームも楽しみたい人
ゲームはパッケージ派の人
パッケージ派の人は当然ですが、「通常版」の一択です。
私も基本的にはパッケージ派で、ゲームを並べてコレクションするのが好きですね
私のように、家にゲームを並べてコレクションしたい!
そんな人も「通常版」の一択です。
間違って「デジタル・エディション」を購入しないようにしましょう。
パッケージ版を絶対プレイしないと断言できない人
今、この記事を読んでいる方で「パッケージ版は絶対買わないし、絶対プレイしない!」
このように断言できない方は、「通常版」にしておくことをおすすめします。
なぜなら、「通常版」の方が安全だからです。
今はパッケージ版のゲームをやらないつもりの方でも、後から中古ゲームを買いたくなったり、PS4のゲームを安くプレイしたいと思ったりした時に、後悔することがありません。
私はふらっと中古ショップに立ち寄って安いゲームを探すのですが、こんな習慣がある人は「通常版」にしておかないと後悔しますよ
ゲームを中古で購入する人
ゲームを中古で購入する人は「通常版」の一択です。
前述の通り、中古ゲームは「デジタル・エディション」ではプレイできません。
ダウンロード版もセールとかで結構安くなるし、中古とか今後買わなくない?
確かにそんな風に思いますよね。
しかし、実際はそんなことはありません!
セール中のゲームより、中古の方が安いことはザラにあります。
そして何よりも、「通常版」であればパッケージとダウンロードの両方をプレイできるので、双方の価格を比較した上での購入が可能です。
このように、出来る限り安くゲームをプレイしたいという方も「通常版」がおすすめです。
遊び終わったゲームを売却したい人
遊び終わった後に売却できるのはパッケージ版のゲームソフトしかありません。
つまり、パッケージ版が遊べる「通常版」でなければできないということです。
もし、今後ゲームソフトを売却する可能性がある人は「通常版」にしておくことをおすすめします。
ゲームを購入して、コレクションしたいものは手元に残し、それ以外は売却するという方法がコスパとしては良いと思います。
買ったゲームを売るかどうかはそれぞれの人の価値観によりますが、可能性があるのであれば「通常版」にしておきましょう。
自宅にブルーレイ・DVDプレイヤーがない人
自宅にブルーレイ・DVDプレイヤーがない人にも「通常版」がおすすめです。
改めてブルーレイ・DVDプレイヤーを購入する場合、結構なお金がかかりますし、場所もとります。
特に4K対応のプレイヤーを別途購入と考えると数万円かかるので、ゲームもできるPS5を購入した方がオトクです。
現時点で特に必要かわからないという方も、単なるゲーム機としてではなく、一つの家電として必要かどうかを検討すると良いでしょう。
コスパが良い方を購入したい人
コスパが良い方を購入したい人も「通常版」の一択です。
前述の通り、Ultra HD Blu-Ray搭載ですので、これを別に購入しようとすると2万〜10万円ほどかかります。
これを「デジタル・エディション」との差額7千円で手に入れられるならば、かなりコスパが良いと思いませんか?
確かに7千円の差は大きいけど、それ以上にメリットがあるならば全然アリですよね!
もちろん、全く使用しないというのであればあまり意味はありませんが、コスパ重視の人にとっては重要な論点であると思います。
そんな方は、迷わず「通常版」にしておくことをおすすめします。
なぜなら、買った後で後悔して悩むことは何よりもコスパが悪いからです。
時間的にも、精神的にも、ただの無駄でしかありません。
ですので、コスパを気にする人は「通常版」にしておく方が良いでしょう。
PS4のゲームも楽しみたい人
PS4のゲームを楽しみたい方にも「通常版」がおすすめです。
PS5の売りの一つは、PS4ソフトとの互換性ですが、この機能を最大限に享受できるのは「通常版」になります。
もちろん「デジタル・エディション」でもダウンロード版のPS4ソフトを遊ぶことが可能ですが、手持ちのパッケージ版のソフトや中古ショップに売られているソフトはプレイできません。
特に、中古市場ではPS4のソフトが大量に流通されており、安い価格で色々な名作ソフトをプレイできます。
PS4ソフトを今やる最大のメリットはまさにこれだと思っていますので、PS4のソフトを存分に楽しみたいという方は「通常版」がおすすめです。
また、PS4のソフトをすでに持っているという方も、引き続きPS5本体でプレイ可能な「通常版」がおすすめです。
デジタル・エディションがおすすめの人
ここまでは「通常版」がどんな人におすすめなのかを解説してきました。
それでは逆に「デジタル・エディション」がおすすめなのはどういう人なのでしょうか?
それは、これまで挙げてきた「通常版」がおすすめ人の条件に当てはまらない人です。
つまり、下記のような人です。
- 絶対にダウンロード版しかやらない人
- 中古ソフトを購入しない人
- ゲームソフトの売却を考えていない人
- ブルーレイ・DVDプレーヤーが不要な人
- コスパよりもとにかく本体を安く手に入れたい人
上記のうち、3つ以上に当てはまるような人は「通常版」ではなく「デジタル・エディション」が良いでしょう。
通常版とデジタルエディションはどっちがおすすめ?
ここまで「通常版」と「デジタル・エディション」はそれぞれどんな人におすすめかを解説してきました。
「結局どっちがおすすめなの?」
これは正直、人それぞれとしか言えません。
しかし、それでも悩んでいて背中を押してほしいという方には、「通常版」をおすすめします。
なぜなら、「通常版」を購入しておけばまず後悔はないからです。
確かに7千円の差は大きいですが、その後の後悔の精神的なダメージはそれ以上だと思います。
今すでに決め切れずに悩んでいる方は、一旦納得したつもりで「デジタル・エディション」を購入したとしても、使い始めてから後悔する可能性が高いです。
基本的には、「デジタル・エディション」にできて「通常版」にできないことはない
そういえますので、「通常版」を購入しておいて間違いはありません。
「デジタル・エディション」を選ぶ場合は明確に「通常版」の機能が不要と言える時だけにしましょう。
下記の記事では、各販売店の価格を徹底調査・比較し、お得な購入方法を詳しく解説していますので、なるべくお得に手に入れたいという方は是非参考にしてください。
PS5を快適にプレイするために、本体購入と一緒に揃えておくべき周辺機器があります。
その詳細について下記の記事で解説していますので、こちらも参考にしてください。
【まとめ】PS5通常版とデジタルエディションの違い
ここまで「通常版」と「デジタル・エディション」の違いと、それぞれどのような人におすすめかを解説してきました。
最後にもう一度振り返ってみましょう。
- ゲームはパッケージ派の人
- パッケージ版を絶対プレイしないと断言できない人
- ゲームを中古で購入する人
- 遊び終わったゲームを売却したい人
- 自宅にブルーレイ・DVDプレイヤーがない人
- コスパが良い方を購入したい人
- PS4のゲームも楽しみたい人
- 絶対にダウンロード版しかやらない人
- 中古ソフトを購入しない人
- ゲームソフトの売却を考えていない人
- ブルーレイ・DVDプレーヤーが不要な人
- コスパよりもとにかく本体を安く手に入れたい人
いかがでしたでしょうか。
今まさにお悩みの方にとって、この記事が少しでもお役に立てたならば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。