みなさんこんにちは、カズオです。
本記事では、2023年11月10日に発売された新型PS5(スリム版)と旧型PS5の違い、そしてどっちを購入したら良いかを徹底解説します。
従来のPS5と何が違うのかよくわからない…
そんな方は、この記事を参考にしていただき、後悔することがないように検討してください。
- 新型PS5ってどんな特徴があるの?
- 従来のPS5との違いって何?
- 新型と旧型どっちを買ったらいいの?
新型PS5の特徴と従来型(現行モデル)との比較
まずは新型PS5がどんなものなのか、その特徴を確認していきましょう。
新型PS5のスペック
まずはそのスペックをみていきましょう。
従来型と同様に、ディスクドライブ搭載型の通常版と、非搭載のデジタル・エディション(以下、デジタル版)の2種あります。
新型PS5のスペック | |
---|---|
CPU | x86-64-AMD Ryzen “Zen 2” 8コア16スレッド 周波数:最大3.5GHzまで可変 |
GPU | AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine レイトレーシング アクセラレーション 周波数:最大 2.23GHzまで可変(10.3 TFLOPS) |
RAM | GDDR6 16GB |
入出力(前面) | ・USB Type-C(SuperSpeed USB 10Gbps) ・USB Type-C(Hi-Speed USB) |
ストレージ | 1TB |
重量 | 通常版:約3.2kg デジタル版:約2.6kg |
寸法 | 通常版:約358×216×96mm(幅×奥行×高さ) デジタル版:約358×216×80mm(同上) |
価格 | 通常版:79,980円 デジタル版:72,980円 |
発売日 | 2023年11月10日 |
従来型では通常版とデジタル・エディションの価格差は11,000円ありましたが、新型ではその差が7,000円に縮まっています。
従来型との違いはこの後細かく解説していきますが、最も大きな違いはディスクドライブが着脱可能な点です。
こんな感じで着脱が可能です。
ただし、別売りのディスクドライブを後から購入すると11,980円かかりますので、最初から通常版を購入するのに比べて約5,000円の差があります。
ですので、ディスクドライブを使用する場合は通常版を購入することをおすすめします。
新型PS5と従来型のスペック比較
では、ここからは新旧のスペックを比較していきましょう。
赤字にしている部分がスペック上で従来型から変わっている部分です。
新型PS5 | 従来型PS5 | |
---|---|---|
CPU | x86-64-AMD Ryzen “Zen 2” 8コア16スレッド 周波数:最大3.5GHzまで可変 | x86-64-AMD Ryzen “Zen 2” 8コア16スレッド 周波数:最大3.5GHzまで可変 |
GPU | AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine レイトレーシング アクセラレーション 周波数:最大 2.23GHzまで可変(10.3 TFLOPS) | AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine レイトレーシング アクセラレーション 周波数:最大 2.23GHzまで可変(10.3 TFLOPS) |
RAM | GDDR6 16GB | GDDR6 16GB |
前面USBポート | ・USB Type-C(SuperSpeed USB 10Gbps) ・USB Type-C(Hi-Speed USB) | ・USB Type-C(SuperSpeed USB 10Gbps) ・USB Type-A(Hi-Speed USB) |
ストレージ | 1TB | 825GB |
重量 | 通常版:約3.2kg デジタル版:約2.6kg | 通常版:約4.5kg デジタル版:約3.9kg |
寸法 | 通常版:約358×216×96mm(幅×奥行×高さ) デジタル版:約358×216×80mm(同) | 通常版:約390×260×104mm(幅×奥行×高さ) デジタル版:約390×260×92mm(同) |
価格 | 通常版:79,980円(新型発売時66,980円) デジタル版:72,980円(新型発売時59,980円) | 通常版:60,478円 デジタル版:49,478円 |
こう見ると、結構違いがありますね
これらの違いが、どのように影響するのかについては、次の項から徹底的に解説していきます。
その前に、今回の新型もPS5の最大の特徴である圧倒的なスペックの高さをしっかり継承しています。
まだPS5を未プレイで、PS5のスペックが実際のプレイでどんなメリットがあるのか?と疑問を持っている方は、下記の記事で徹底的に詳しく解説していますので、是非読んでみてください。
きっとPS5の魅力をたくさん発見できるはずです。
新型PS5と旧型PS5の違い
それでは、新型PS5がこれまでのPS5と一体どう違うのかについて、徹底的にみていきましょう。
大きく分けて、8つの変更点があります。
- ディスクドライブが着脱式に変更
- 本体サイズの小型化
- 重量の軽量化
- SSD容量の拡大
- 前面USBポートの変更
- デザインの変更
- 付属品の変更
- 価格の変更
①ディスクドライブが着脱式に変更
前述の通り、今回の新型になる上で最大の変更はこれだと思います。
この変更により、別売りの「Ultra HD Blu-rayディスクドライブ」を購入することで、デジタル・エディションを購入した場合でも後から通常版のように使用することが可能になりました。
じゃあ迷わず「デジタル・エディション」を買えば大丈夫ね!
と言いたいところですが、前述の通り、別売りの「Ultra HD Blu-rayディスクドライブ」は11,980円です。
通常版とデジタル・エディション本体の価格差は7,000円ですので、ディスクドライブを使用する可能性がある場合は、最初から通常版を購入することをおすすめします。
そもそもディスクドライブを使うかわからない!
そんな方は、下記の記事を参考にしてください。
通常版とデジタル・エディションの使い勝手の違いを解説しています。
②本体サイズの小型化
本体サイズが従来型よりも小型化しています。
- 通常版:約390×260×104mm→約358×216×96mm(幅×奥行×高さ)
- デジタル版:約390×260×92mm→約358×216×80mm(同)
このように、サイズとしては全体として小さくなり、従来型と比べて30%以上の小型化となっています。
③重量の軽量化
本体サイズが小型化したことに伴い、重量も軽量化されています。
- 通常版:約4.5kg→約3.2kg
- デジタル版:約3.9kg→約2.6kg
このように、重量についてもそれぞれ20%前後の軽量化がされています。
④SSD容量の拡大
SSDの容量についても拡大がされています。
- 825GB→1TB
これにより、従来よりも多くのゲームデータを本体に保存することが可能になります。
⑤前面USBポートの変更
前面USBポートも、下記のように変更となっています。
- USB Type-A/USB Type-C×各1
→USB Type-C×2(SuperSpeed USB 10Gbps/Hi-Speed USB)
これまで、前面USBポートはUSB Type-AとUSB Type-Cの組み合わせでしたが、新型では2機のUSB Type-Cに変更となっています。
ただし、一方は10Gbps対応、もう一方はUSB 2.0(約480Mbps)となっています。
⑥デザインの変更
諸々の変更を受け、見た目上のデザインも変更となっています。
大きな点として、中央部にスリットのあるデザインとなっています。
これは着脱式のディスクドライブに対応するためで、カバー部分は4つのパーツに分かれるようになりました。
この専用カバーについては、2024年の初頭に発売予定となっています。
⑦付属品の変更
これまで、縦横両用のスタンドが本体の付属品として同梱されていましたが、新型では横置き用フット(スタンド)のみの付属に変更となります。
これにより、縦置きのスタンドは別売りとなります。
⑧価格の変更
新型PS5は、価格についても変更となっています。
- 通常版:60,478円→66,980円
- デジタル版:49,478円→59,980円
(※2024年9月追記)2024年9月2日に価格改定があり、通常版は66,980円→79,980円、デジタル版は59,980円→72,980円に値上げ。
このように、従来型(現行モデル)に比べて、全体的に価格が上がっています。
通常版では約6,000円、デジタル版では約10,000円の値上げとなっています。
下記の記事では、販売店の価格を徹底調査・比較し、なるべくお得に買える方法を詳しく解説していますので、参考にしてください。
新型PS5と旧型はどっちを買うべき?
それではここからは、新型PS5と旧型のどっちを購入するべきかを解説していきます。
旧型のPS5は今どうなってるの?
まず、旧型は今どうなっているのかについて触れていきます。
新型の発売後、旧型となる従来モデルについては在庫がなくなり次第、販売終了ということになっていました。
ですので、2024年現在ではすでに新型に移行してしばらく経っており、旧型を購入したい場合は中古市場での調達ということになりそうです。
新型PS5と旧型はどっちを買うべきか
新型と旧型のどっちを買うべきか。
個人的には「旧型を購入できるうちは旧型の方がおすすめです」と言ってきました。
理由は下記の通りです。
- 機能はほとんど変わっていない
- 価格が旧型の方が安い(新型は実質値上げ)
新型PS5はかなりの小型化・軽量化が実現されたため、置き場所の問題がある場合は新型の方が良いでしょう。
ただし、機能はほぼ変わらず、実質値上げとなっているため、旧型が購入できるうちは、従来型を購入することをおすすめします。
直近の中古市場では、旧型の方が価格が上回っているため、新型のPS5を購入するようにしましょう。
前述の通り、スペックはほとんど変わっていないので、わざわざ高い方を購入する必要はありません。
下記の記事では、中古PS5のリスクやデメリット、買う場合の注意点等を解説していますので、中古での購入を検討している方は参考にしてください。
新型PS5と従来型PS5(現行モデル)の違いまとめ
ここまで、新型PS5と旧型PS5の違いを解説してきました。
最後にもう一度振り返ってみましょう。
- ディスクドライブが着脱式に変更
- 本体サイズの小型化
- 重量の軽量化
- SSD容量の拡大
- 前面USBポートの変更
- デザインの変更
- 付属品の変更
- 価格の変更
いかがでしたでしょうか。
旧型の価格が上がってしまった今、新型を購入することが最善であると思います。
PS5は旧型でも新型でも、圧倒的なスペックを誇っていますので、快適で充実したゲームライフが待っていることでしょう。
是非そんな生活を手に入れてください!